#norelated
 
*自白の証拠能力-自白排除法則 [#i5028f5a]

⇒ 強制自白･長期拘束自白･不任意自白には証拠能力が否定される(§319-2,憲§38-1)
*意義 [#v6b00810]
||CENTER:意義|CENTER:包含関係|CENTER:効果|h
|�”塒�益な事実の承認|自己に不利益な&br;被告人の陳述|CENTER:��&br;間接事実の陳述|CENTER:所定要件下で&br;伝聞例外となる&br;(§321)|
|�⊆�白|自己の犯罪事実の&br;全部またはその重要部分を&br;認める被告人の供述|CENTER:��|･証拠能力の排除(§319-1)&br;･証明力の制限(§319-2)|
|�Ｍ�罪であることの自認|罪責を承認する陳述のこと|CENTER:��|CENTER:��とする(§319-3)|
|�ね�罪である旨の陳述|訴因事実を認め、かつ&br;違法性阻却事実･&br;責任阻却事実の不存在を&br;認めること||CENTER:簡易公判手続に移行&br;(§291の2)|

自白→自己の犯罪事実の全部またはその重要部分を認める被告人の供述

Q1 立法理由
× →このような自白は虚偽である蓋然性が類型的に高いから(虚偽排除説)
×→自白の強制を禁止することで人権保障を担保する(人権擁護説)
   (批)黙秘権と混同している
○ →違法に採取された自白の証拠能力を否定することにより
     自白採取過程の適正･合法を担保するため(違法排除説)(田宮)

Q2 排除法則の対象となる基準は何か
→虚偽の自白のおそれがあるか否かによる(虚偽排除説)
具体的には
�〇楙�下での自白については、反証のない限り、供述の任意性につき一応の疑いがある
但し、終始穏やかな雰囲気のうちに取調べがすすめられた場合などでは、
反証があったものとすべきである。
��偽計による自白・約束による自白は、虚偽の自白を導くものでなければ、証拠能力を認めてよい

かかる判断は、提示された利益の内容、提示者と利益の関係、利益提示の態様などの内容を総合してなすべきである。
*証拠能力の排除 [#gc1d7d7a]
|>||>|CENTER:任意性説|CENTER:違法排除説&br;(田口)|h
|~|~|CENTER:虚偽排除説|CENTER:人権擁護説|~|h
|>|CENTER:立法理由|CENTER:不任意自白は&br;虚偽の蓋然性が&br;類型的に高いから|CENTER:自白強制を禁止することで&br;人権保障を担保するため|違法採取自白の排除により&br;自白採取過程の適正･合法を&br;担保するため|
|>|排除対象となる基準|CENTER:任意性の有無&br;↑&br;虚偽の自白の可能性の有無|CENTER:任意性の有無&br;↑&br;人権侵害の有無|CENTER:自白採取過程の&br;適正･合法性の有無|
|>|CENTER:(批)|�ゞ―匱圓亮膣囘�な&br;心理状態を基準とする以上、&br;任意でないという立証が困難。&br;��内容が真実であれば、&br;許容されるのは&br;法の趣旨を没却する。|CENTER:･左の��&br;･黙秘権と混同している|CENTER:事実認定入門P 脚注|
|>|CENTER:判断方法|�…鷦�利益内容&br;��提示者と利益との関係&br;�Ｍ�益提示の態様など&br;につき自白内容を総合して行う。|||
|具&br;体&br;例|�〇楙�下での自白|反証ない限り、&br;任意性につき一応の疑いがある｡&br;但し、&br;終始穏やかな雰囲気のうちに&br;取調べがすすめられた場合は、&br;反証があったものと推定する。|||
|~|��偽計による自白|虚偽の自白を導くものでなければ、&br;証拠能力を認めてよい|||
|~|�Ｌ鸞�による自白|~|||
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