![[shitumunote]](image/pukiwiki.png "[執務ノート]")
| 目次 |
(1)所有権的構成説
(2)担保権的構成説（ワセダ）
| 仮登記担保 甲 ← 乙 (担保権者)(設定者) ↓ ↓ 丙 丁 | 譲渡担保 甲 ← 乙 (担保権者)(設定者) ↓ ↓ 丙 丁 | 所有権留保 甲 → 乙 → 丙 (問屋)(小売店)(消費者) (担保権者) (設定者) | |||
| 目的物を 第三者に 譲渡 | 担保権者 が譲渡 | ||||
| 設定者 が譲渡 | 第三者の 即時取得 | ×(できない) (理) 登録自動車は対象にならない。 | |||
| 担保権者の 引渡請求 | 否定 (請求は権利濫用にあたる) (理) 甲は乙を用いて 利益をあげている以上、 乙に起因する損失を 全て他人に転化できると 公平に反する。[311] | ||||
| 目的物を 第三者が 侵害 | 設定者 の地位 | ||||
| 担保権者 の地位 | |||||
Ｑ 清算義務 [310]
甲は乙に200万円で自動車を売り、頭金として50万円を受け取り、
残代金150万円を15回分割払いの約束で自動車を引渡し、
自動車の所有権は残代金完済時に乙に移転するという特約を付した。
乙は5回目までは支払ったが、その後支払わなかった。(現在の自動車の価格は120万円)
Ｑ 一般債権者の強制執行をいかなる手段で執行を排除（又は関与）できるか [312]
ｑ1 第三者異議の訴えができるか
ｑ2 配当要求によって優先配当をうけるか
